朝顔 グリーンカーテン

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朝顔 グリーンカーテン

グリーンカーテンとは、ゴーヤや朝顔などのつる性植物をネットなどに絡ませて、カーテンやシェード風にしたもののことをいいます。
夏の節電対策やCO2削減につながると、環境省も推奨しています。
ゴーヤや朝顔は、ぐんぐんつるが伸びて葉が茂りますので、夏の強い日差しを葉っぱが遮ってくれ、カーテンのように目隠しの役目も果たします。
じゅうぶんに育ったグリーンカーテンは、日射の熱エネルギーを約80%もカットすると言われています。
すだれの遮蔽率が50~60%、高性能の遮蔽ガラスでも55%といわれていますので、地球だけでなく家計にもエコですね。

また、植物は根から吸い上げた水を葉から蒸散させますので、グリーンカーテンはすだれなどと比べると、放射熱がかなり少なく、周囲の気温もわずかですが下がります。
蒸散によって気温が下がった葉のあいだを、風が通り抜けると、普段の風よりも涼しく感じることができます。
また、植物の光合成により、新鮮な酸素をたっぷり含んだ空気が窓から入ってきます。
これらのことから、クーラーの使用頻度が下がり、節電やCO2削減の効果が期待できるのです。

見た目も涼しく、植物が間近にあることで自宅にいながら森の中にいるような雰囲気を味わえる癒し効果もありますし、緑の多い街は犯罪発生が少ない傾向にあるなど、さまざまな効果が期待できます。
朝顔のグリーンカーテンの作り方は、日差しのよくはいる窓の外に支柱を立てたり、軒下からネットはって、そこに朝顔のつるを這わせるようにして育てます。
ベランダにネットをはって、ベランダ全体にグリーンカーテンを作ったり、キャスター式の台に支柱を立て、ネットをはって、移動式のグリーンカーテンを作り、日差しに合わせて移動するなど、さまざまな工夫ができます。
180cm×180cmのネットにグリーンカーテンが生い茂ると、総重量が30kgにもなることもありますので、支柱や部品の強度には、注意が必要です。

朝顔 グリーンカーテンについて│朝顔.com