朝顔 摘心

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朝顔の摘心

摘心とは、園芸用語としては、樹の新梢の先端や茎の頂芽(先端の芽)を摘むことです。
必要以上に伸びるのを止め、わき芽の発生や開花、結実を促したり、形を整えるためなどに摘心をします。
ピンチや心止めともいいます。
植物の多くは、頂芽優勢(ちょうがゆうせい)といって、茎の先端部分ほど勢いよくのびて、株の下のほうから芽が出にくいという性質を持っています。
そのため、その茎だけがヒョロヒョロと伸びて、その先端にしか花が咲かないという状態になってしまうことがあります。
根元近くからたくさんの茎を伸ばして、花がたくさん咲くように、若い苗のうちに摘心を行います。

双葉の次に出てくる葉を、本葉といいますが、朝顔の場合は、本葉が8枚ほど出てきたら、摘心をしましょう。
下から数えて5段目の本葉の上で先端を切ります。
植物によっては、ハサミはきれいにしたものでなければ、伝染病になってしまうこともありますので、注意しましょう。
手で摘んでも良いでしょう。
朝顔は病気の心配はほとんどありませんので、気軽に摘心できます。
摘心を行うと、残った葉のわきから新たにつるを伸ばし始めます。
摘心後、つるがたくさん出たら、下の4枚の葉は切り落としましょう。

朝顔 摘心について│朝顔.com